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2025/06/18(水)17:15

泉屋博古館東京 「企画展 死と再生の物語(ナラティヴ)―中国古代の神話とデザイン」

美術館(30)

まだ6月だというのに暑いですねー(-"-)数日前の天気概況によると「この時期としては10年に1度程度の著しい高温が続く」 とか?  最近の天候は「100年に一度」みたいなことだらけだから、もう驚きません(笑)が、身体にとっては負担大!皆さまも熱中症にはくれぐれも、お気を付けてくださいまし 昨日、泉屋博古館東京で開催中の企画展を観てきました 「​企画展 死と再生の物語(ナラティヴ)―中国古代の神話とデザイン​」 会期     6月7日(土)-7月27日(日)開館時間   11時-18時 *金曜は19時まで (最終入館は閉館30分前)  休館日    月曜、7/22(火)*7/21は開館   展示概要泉屋博古館(京都東山・鹿ヶ谷)所蔵の青銅鏡の名品を中心として、中国古代の洗練されたデザイン感覚、その背景となった神話や世界観をご紹介していきます。その上で「動物/植物」「天文」「七夕」「神仙への憧れ」という主に4つの観点から、デザインの背景を読み解いていき、さらには日本美術に与えた影響についてもご紹介します。あわせて、2021年・2023年に泉屋博古館(京都東山・鹿ヶ谷)で開催された現代鋳金作家と中国古代青銅器のコラボによる「泉屋ビエンナーレ」出展作品の一部を東京で初公開します(泉屋博古館東京HPより) 展示室は《鴟鴞尊》のみ撮影可 他は撮禁でした「泉屋ビエンナーレselection」は撮影OK 私と中国青銅器との出会いは2018年泉屋博古館東京で開催された 「​神々のやどる器―中国青銅器の文様―​」展です最初は、その面妖な姿に度肝を抜かれたし、その名前たるや、とても読めないような難読漢字ばかりで「なんじゃこりゃ~?」(笑)の世界でした😅 でも不思議な造形は観れば観るほど魅惑的~✨以来、とても心惹かれる存在です そもそも中国青銅器は、約3000年前(日本では縄文後期~晩期)の殷や周で作られたもので、最大の特徴は神々をもてなすための特別な器であり、造形と機能性が両立している点にあるんだとか今回の展示会ではデザインの背景にある物語、神話を「動物/植物」「天文」「七夕」「神仙への憧れ」という主に4つの観点から紹介されておりました 撮影可だった鴟鴞尊 (しきょうそん)   鴟鴞尊 ”鴟鴞”とはフクロウ・ミミズクの類を指し、”尊”とは商時代に用いられた祭祀用の酒器 中国古代の文献中では、鴟鴞は悪鳥の代表格としてあつかわれていたが、この鴟鴞尊には野生のミミズクの細かな特徴が表現されており、殷周時代に工人たちが実物をよく観察 していたことを物語っている(泉屋博古館HPより) コチラは同時開催の「泉屋ビエンナーレSelection」から 佐治真理子《きいてみたいこと ~Who are you?~》2021年 泉屋博古館蔵 見田未果《ほねを いれる ための ようき》(2021年) 泉屋博古館 久野彩子《time capsule》2023年 泉屋博古館蔵 梶浦聖子《地上から私が消えても、青銅》(2023年) 泉屋博古館 中国古代青銅器から受けたインスピレーションをもとに制作された作品の数々✨古代青銅器の普遍的な造形性と現代の作家さんの感性とのコラボは、とても刺激的でした 今回ミュージアムショップでは欲しいものばかりで迷いに迷い~ 結局《饕餮文》フラットポーチとクリアファイルをお買い上げしました   ちなみに、以前購入した《鴟鴞尊》のミニュチュアは、家のトイレに飾って愛でております 今回購入のグッズも長く愛用することになりそうです(^_-)-☆ 太古の奇想と超絶技巧 中国青銅器入門 (とんぼの本) [ 山本 堯 ] ​ 泉屋博古館 名品選99 [ 泉屋博古館 ]​ ​​ ​

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